記念すべき日

 

今日からいよいよ、フランスは外出制限解除の第2段階に入りました。

レストランやお店が開くのを、どれだけ待ち焦がれて居た事でしょうか。家を出ると、目の前にはテラス席で食事を楽しむ人達の光景がありました。

皆さん、とても嬉しそうです。

天気はあいにくの雨ですが、この光景を見た瞬間、心の霧が晴れた様な気持ちになりました。

コンサートも今日から、条件付きで解禁だそうです。17日にソコロフのリサイタルに行くはずでしたが、こちらはキャンセルとなりました。

去年の12月から5つのコンサートのチケットを取ってありましたが、全てキャンセル。どれも一年前からパソコンの前に張り込んで、良い席を取ったので、正直がっかりして居ました。

ですが、この光景を見ると、もうフランスは希望に向かって進んでいる気がしました。

フランス人は、それぞれが上手にルールを破りながら(?)この危機を乗り越えている気がします。

日本人としては、一人一人がルールを守らなくてはと思いますし、違反は絶対にしたく無いのですが、フランス人の様に臨機応変に息抜きして乗り越えるのも、上手な手段だと思いました。

それにしても、この様な状況でも、今のところ健康で仕事が出来てありがたいです。きっと、夏はコンサートへ行けるに違いないです。

今日は希望に向かってフランスが一歩踏み出した日。そんな気がします。