Audition et Opéra Royal

6月の勉強会が終わりました。新しい生徒さんも加わり、いい緊張感の中で勉強会が出来て居たと思います。 アップライトのピアノをお持ちでない生徒さんには、勉強会の前はst lazareやgare de l’estのピアノで弾いておくように伝えてあるのですが、私も偶然、勉強会の日の朝に人前で弾くチャンスがありました。

いつも通る近所の道が歩行者天国になり、ザウターのグランドピアノが置いてあったのです。これは丁度いいと思い、前の女性に退いて頂き自分が弾きました! あっという間に人が20〜30人集まって来て下さって、いい勉強になりました。 パリではこのように、道や駅にピアノがありご自由に弾いてと言うような事があるので不思議ですね!

勉強会では、いつも忙しく写真を撮る時間がありません。代わりに生徒さんから頂いた素敵なお花を載せます。 今回は連弾も少しプログラムに入れましたが、また試行錯誤しながら勉強会が楽しくなるよう、工夫したいと思います。

そして次の日は、念願だったヴェルサイユ宮殿のオペラロワイヤルへ行きました。

ここでルイ14世が貴族とオペラやコンサートを楽しんでいたと言う事で、一般人は入れなかった場所ですので、非常にありがたく見学をしました。 今回はルイ14世にちなんでリュリのオペラを聴きましたが、マリーアントワネットの先生であったグルックや、ラモーやクープランも演奏したでしょうし、エネルギーを感じました。

ここはルイ14世専用のLoge du Roiです。

Loge du Roiからは全体を見渡せる構造になっています。 オペラロワイヤルは水色と金を基調として、シャンデリアや鏡があり、いかにもルイ14世と言った印象でした。 もうすぐコンサートシーズンも終わりますので、今月はサン=サーンス、ヘンデルのオペラ、月末にはシャペルロワイヤルも行く予定です。 シャペルロワイヤルの事についても、また記事を書きたいと思います。