子供のコンクール

もうすっかり秋ですね。 先週日本から家族が来ていた時は、まだ真夏のようでとても暑かったのですが、ここ一週間で急に気温が下がりました。

ブログは6月から書いていないので書きたい事が溜まっています。まずはコンクールの事を書きたいと思います。

バカンス前の話になりますが、生徒さんのお母様にお誘い頂き、子供の国際コンクールの入賞者コンサートを見に行きました。 EUROPEにあるパリ地方音楽院が会場だと聞き、近いので気軽に行ったみたところとてもレベルが高く驚きました。

小学生から大学生まで、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ部門に分かれているのですが、どの国の演奏者も音楽性が素晴らしく本当に素敵な演奏会でした。

最後にゲストで演奏した方は、子供の時にこのコンクールに参加し今年ロンティボー国際コンクールで入賞されたという事で、プロを目指す人のコンクールという事が分かりました。

入賞者の演奏は安定していて完成度が高く、まだ小学生にも関わらず何度も人前で演奏した来たんだという自信も感じられました。既にプロとして活動している人も何人か居るのではないかと思う程です。 小さな小学生がチェロを抱える姿はとても可愛いらしく、日本ではなかなか見なかった光景です。

 
プログラムも、恥ずかしながら知らない作曲家が何人かいました。チェロの作曲家ポッパーやヴァイオリンのベリオなどこんなに素敵な曲がある事を今まで知らなかったなんて。

沢山の学生の方々の演奏が聴けて幸せな気持ちになりながら、コンクールという事を忘れ楽しませて頂きました。しかし子供でありながらも音楽に対する考えというか、人として信念を持っているというのが演奏から感じられたのが印象的でした。

最後は主催者の方が誕生日という事で、皆んなでハッピーバースディの歌を歌ったのでした。