勉強会 AUDITION

街がクリスマスらしくなってきました。 先週勉強会を開催しまして、この半年で生徒さんは人前で弾く力が随分ついてきたなと感じました。

演奏からは音楽が好きという思いが伝わり嬉しくなりました。やはり母国語がフランス語というのは音楽のフレーズの捉え方が自然です。

日本の生徒さんも真面目にきちんと取り組んでいる様子が伝わり、それぞれの良さがあり、お互いに刺激のある勉強会となりました。

準備や進行が沢山あり、勉強会の写真を一枚も撮れないのが残念です。

11月は久しぶりに日本へも行きました。 日本に居ると何もかもがスムーズに進み、本当に便利でした! ただ、何故か行事を詰め込み過ぎ、世の中が回るスピードも早く、何だか1日があっという間でした。

パリに戻り早速、バッハのクリスマス・オラトリオのコンサートにも行きました。

祝賀的で明るい雰囲気のオラトリオで、ヴァイオリンとチェロの掛け合いが2声のフーガのようだったり、オーボエとソプラノとバスのシンフォニア、合唱やコラールもあり多声音楽の真髄を垣間見た気がします。しかし、私はモテットもカンタータもまだ聴いた事がない。自分の弾くバッハは何て薄いんだろう。

来年はマタイ受難曲も聴きますし、ブレンデルのマスタークラスの聴講やロイヤルコンセルトヘボウ管、バイエルン放送交響楽団のコンサートもあります。

いい音楽を沢山聴き、表現の幅を広げたいです。皆様、楽しいクリスマス、年末年始をお過ごし下さい。

Bonnes Fêtes